社会と居場所

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自分が生きている場所は確かに社会のはず、なんだけど、どうにも疎外感を感じてしまうことがある。

社会の需要に対して、自分が何もできてない気がしてしまう。

 

社会が個人に求めることなんて、税金を払うとか、そんな大したことのないことだけなのかもしれないけれど。

だけど、わたしなんか社会に比べたらとっても小さいものでも、社会に属している以上、何か社会に影響を与えなくてはいけないような気がする。

 

ただ、わたしひとりではきっと何もできない。

どんな人でも、一人きりでは社会を動かすことはできないと思う。

 

「数は力だ」なんて言い方をするけれど、たぶんそれは本当のことだ。

誰かと一緒に力を合わせて、初めてちっぽけな個人でも大きなものを動かせるのだと思う。

 

そういう力を合わせて何かをするための人を、おそらく「仲間」って言うのだと思う。

 

じゃあ、仲間ってどこでできるの?

 

学校というところを卒業してしまってから、仲間というものに巡り合いにくくなった気がする。

 

同じ志を持つ仲間という意味では、職場にはそういう人がいるのかもしれない。

だけど、会社にはいろんな人がいる。

お金が欲しくていやいや働いている人、会社を大きくしたい人、会社で自分のスキルを磨いていつか独立したい人。

まとまってるようで、全然まとまってない集団が会社だと思うし、会社はそれでいいんだと思う。

だってビジネスの場だから。

だけど、たとえば学生の部活とかサークルみたいな、みんなで一つの目標を持ったり、お互いの損得を考えずに技術を教えあったり、そういう場って本当になくなってしまったなと思う。

 

お互いの目標を大事にして、損得なしに助け合える「仲間」の作り方を考えていたら、前に一度興味をもったシェアハウスのことを思い出した。

 

あの住民同士の距離感ってシェアハウスじゃないとあり得ないことだと思うし、大人になってから仲間を作るのには、ああいう場が一番いいんじゃないかと思った。

 

サイトにもこう書いてあった。

農園・アウトドアなど共通の趣味を持つ入居者を集めたシェアハウス、ITスキル向上や起業家支援などのビジネスパーソン向けシェアハウス、保育設備を持つシングルマザー支援シェアハウスや就活生支援シェアハウスなど、社会的意義(=ソーシャル意識)の強い物件も増加しています。 

シェアハウス・ゲストハウスの東京オークハウス

 

共通の趣味や目標が集まれば、社会的意義になる。

わたしの考えはそんなに間違ってはいなかったみたいだ。

 

今からでも仲間を作ってみたい人には、すごくいい選択なんじゃないかと思う。

同じ目標や趣味を持ってる人が周りにいたら、当然自分の生活も引き締まったものになってくると思うし。

家賃も安く済むし。

 

まずはわたしも目標を持つことから始めようかな。